皆さんこんにちは
株式会社ミツバエンジニアリングです
~衛生対応コンベア~
コンベアが活躍しているのは、物流倉庫や機械工場だけではありません。
食品工場。
飲料工場。
製菓工場。
弁当工場。
医薬品工場。
日用品工場。
こうした現場でも、商品を効率よく運ぶためにさまざまなコンベアが使用されています
例えば食品工場では、
原料。
加工途中の商品。
トレー。
包装商品。
段ボール。
などを搬送します。
しかし食品を扱う現場では、
「物を運べればいい」
というわけではありません。
衛生。
洗浄。
異物混入対策。
耐水性。
サビ対策。
なども重要になります。
そのため食品・医薬分野では、一般的な搬送設備とは異なる専門的な設計・製作技術が求められます。
今回は、衛生産業という視点から、各種コンベア設計・製作・据付業の需要について詳しく見ていきましょう
パン工場では、
生地。
焼成前商品。
焼き上がったパン。
包装済み商品。
などを搬送します
一日に大量の商品を製造する工場では、一つずつ人が持って移動させることは現実的ではありません。
そこで、
製造設備
↓
冷却
↓
検品
↓
包装
↓
箱詰め
をコンベアでつなぎます。
大量生産を支える重要な設備です。
弁当工場では、
容器を流す。
ご飯を盛る。
おかずを盛る。
蓋をする。
ラベルを貼る。
という工程があります
作業者がラインの左右に立ち、流れてくる容器へ作業します。
コンベア速度が速すぎれば作業が追いつきません。
遅すぎれば生産量が減ります。
人の作業速度に合わせたライン設計が重要です。
飲料工場では、
ペットボトル。
缶。
びん。
などを大量に搬送します
充填。
キャップ。
ラベル。
検査。
箱詰め。
複数の機械をコンベアでつなぎます。
一本ずつ高速で流れるため、
詰まりを防ぐ。
転倒を防ぐ。
機械間の速度を合わせる。
ことが重要になります。
水産加工では、
魚。
加工品。
トレー。
を搬送します
水を多く使用するため、
サビにくい。
洗浄しやすい。
排水しやすい。
という構造が重要です。
ステンレス製フレームなど、現場環境に適した材料が使われます。
食肉加工では、衛生管理が非常に重要です。
肉。
トレー。
包装品。
を工程間で搬送します
コンベア自体に汚れがたまりにくい構造。
分解・洗浄しやすい構造。
などが求められます。
設計段階から「どう洗うか」を考える必要があります。
食品工場では、製造終了後に設備を洗浄します。
そのため、
ベルトを外しやすい。
フレームの隙間が少ない。
水がたまらない。
洗剤に耐えられる。
ことが重要です
メンテナンス性の高い設計は、作業時間短縮にもつながります。
一般的な工場では問題なくても、食品工場では毎日水洗いすることがあります。
そのため、
モーター。
ベアリング。
電気設備。
センサー。
などにも防水・防滴への配慮が必要です
コンベア本体だけでなく、周辺機器まで含めた設計力が求められます。
食品製造では異物混入を防ぐことが重要です。
ネジが外れる。
部品が割れる。
ベルトが削れる。
といった問題をできるだけ防がなければなりません
そこで、
部品固定方法。
点検しやすさ。
材料選定。
を考えます。
食品工場特有の安全・衛生意識を理解したメーカーが必要です。
製造工程によっては、焼きたての商品など高温物を搬送する場合があります。
通常のベルトでは耐えられない可能性があります
そこで、
耐熱ベルト。
金網コンベア。
などを使用します。
搬送温度に合わせた仕様選定が必要です。
反対に、
冷凍食品。
冷蔵食品。
では低温環境でコンベアを使用します❄️
低温では材料の性質が変わることがあります。
結露。
凍結。
などの問題もあります。
冷凍庫内でも安定して動く設計が求められます。
麺。
米。
野菜。
粉。
などは、段ボールとは違う搬送方法が必要です
商品の形を崩したくない。
こぼしたくない。
衛生的に運びたい。
こうした要求に応えるため、専用コンベアを設計します。
食品ごとに最適な搬送方法を考えることが専門業者の役割です。
医薬品工場では、
薬品容器。
箱。
製品。
を搬送します
高い清潔性や品質管理が必要な現場です。
コンベアも、
清掃しやすい。
異物が出にくい。
位置決め精度が高い。
といった性能が求められます。
医薬品や食品では、包装機械との接続が非常に重要です。
コンベアから包装機へ商品を一定間隔で供給します。
商品が重なれば包装エラー。
間隔が広すぎれば能力低下。
という問題が起きます
前後設備の動きを理解しながら制御設計する必要があります。
製品が包装された後は、
箱詰め。
封函。
ラベル。
パレット。
出荷。
へ進みます
製造ラインだけでなく、完成後の物流工程までコンベアで自動化できます。
工場全体を一つの搬送システムとして考える需要が増えます。
食品・医薬品でもロボット導入が進んでいます。
商品をコンベアで一定位置へ運ぶ。
ロボットがつかむ。
箱へ入れる。
という流れです
ロボットが正確に動くには、コンベア側も商品を適切な位置へ送る必要があります。
搬送設備とロボットの連携設計が重要です。
食品工場では多くの人がライン作業をします。
重い箱を毎回持つ。
遠い場所まで運ぶ。
という負担をコンベアで減らせます
作業者の身体への負担を軽くすることは、働きやすさや人材定着にもつながります。
食品・飲料・医薬品の製造では、
速く運ぶ。
大量に運ぶ。
だけでは十分ではありません。
安全。
衛生。
清掃性。
品質。
を守りながら搬送する必要があります✨
そのためコンベア設計には、
食品の性質。
洗浄方法。
温度。
前後設備。
作業者。
まで理解することが求められます。
「生産を止めず、品質も守る搬送ラインをつくる」。
これが食品・医薬分野におけるコンベア設計・製作・据付業の大きな役割です。
食品製造の自動化・省人化が進むほど、衛生条件に対応できる専門コンベアメーカーへの需要は、これからも高まっていくでしょう⚙️